2019/12/26
ともだち(*^_^*)♪
イギリスに「子供が生まれたら犬を飼いなさい」という有名なことわざがあるそうです。このことわざには続きがあり、犬が子どもに対してどう接してくれるかそのおかげで子どもがどのように育っていくかを語っています。
「子供が生まれたら犬を飼いなさい」
子供が赤ん坊の時、子供の良き「守り手」となるでしょう。子供が幼年期の時、子供の良き「遊び相手」となるでしょう。子供が少年期の時、子供の良き「理解者」となるでしょう。そして子供が青年になった時、自らの死をもって子供に「命の尊さ」を教えるでしょう。
文字通り、子供の良き守り相手になる、子供の良き遊び相手になる、子供の良き理解者になる、子供に命の尊さを伝えるという意味だそうですが、もちろん様々な事情や環境で飼えないことの方が多いと思います。
今、幼稚園に来ている「くう」は子どもさんたちの良き「守り相手、遊び相手」となり時には支えになったり、励みになったりしている気がします。幼稚園で触れ合うこの時間が子どもさんたちの心の成長や学びにつながっているのではと思っています。 岡村
「金曜日はね、くうちゃんが来るんだよ!」「明日も来るかな?」と楽しみにしています。くうちゃんがやって来ると、あれ?お部屋に誰もいなくなっちゃったというくらい大人気です!くうちゃんと遊ぶ時のお約束は一つだけ!先生に伝えてから行くということ!触り方や声のかけ方などは伝えていません。初めは、人差し指でつんつんと触ったり思い切りつかまえたりする姿もありましたが、他のお友達の様子を見て5本指でなでることができるようになったり、くうちゃんの反応を見て「今、眠たいみたい、僕が抱っこして寝かしてあげよう」「嫌がっとるけん離れて」と相手の気持ちに気付いたりするようになりました!
中には犬が苦手な子どもさんもいます。後ろの方で控えめに見ていましたが、おそるおそる触ってみると、表情の緊張が解け、にっこり笑顔に(#^^#)「ふわふわしてかわいい」「なめてくれた」ととても嬉しそうです!
「くうちゃんは僕のことが一番好きなんだよ」「僕が寝かさないと寝ないんだよ」「私だけなめてくれる!」と一人占めしようとする気持ちもありますが、まるでくうちゃんの本当のお兄さんお姉さんのよう・・・。
触れ合う時には自然と赤ちゃんのような言葉になってしまうお友達も!「くうちゃん、来てたんでちゅか?どうちて僕に言ってくれなかったんでちゅか~」と・・・(#^^#)
年長児は、〇時〇分になったら次の活動を始めますよ!と伝えていますので、時間を見て「くうちゃんバイバイ!また来るね」と戻ってくるようになっています!
くうちゃんも幼稚園に来るときには、体操服を着てみんなと同じくたに幼稚園の一員です!「くうちゃん体操服似合ってるね」「ハンカチ、ティッシュも持ってくるんだよ!」とほめたり教えてあげたり・・・
友だちとケンカをした、先生に叱られた・・・何かあった時に「くうちゃん・・・」とそっと寄り添うだけで心の癒しにもなっているようです!子どもさん達の心を癒し励ましてくれる・・・私達保育者のサポーターにもなってくれているくうちゃんです!
ひまわりホーム 鶴原