2021/7/28
きれいになったね!
ツマグロヒョウモンもさなぎから次々と羽化し、大空へと飛び立っています(#^.^#)
次に見つけたのはアゲハチョウの幼虫です。
ある日、虫かごにうんちがたくさんあるのを見つけた子どもさん達・・・。「なんか汚いね」というつぶやきが聞こえてきました。どうしましょう?このままにしておく?みんなもお家がウンチでいっぱいだったら・・・?と考えると・・・「いやだ!」「掃除したらいいんじゃない?」と提案してくれるお友達がいました!いつもは保育者がしていたお仕事も、子どもさん達が自分で気がついて考えたのなら、やる気に火がつき積極的に手伝おうとします。
虫かごを運ぶ時には誰からともなく「そ~っとね」「ゆらさないで」「びっくりするでしょう」と二人がかりで運んでいました。虫かごのフタにはさなぎがくっついているので下には置けません。そうすると、「僕が持っておくね」「じゃぁ私が幼虫を出すね」と自然と役割分担ができます。初めは、保育者が、「うんち集めてね」「ペーパータオルをしいてね」と工程を伝えますが、その後は子どもさん達が「ふたを閉める前にえさをあげてよ」「水も入れてあげよう!」「割りばしも新しいのに変えた方がいいと思う!」とそれぞれに考えて言葉にして行動するようになりました。
きれいになった虫かごを見て、今度は幼虫の気持ちになって・・・「気持ちがいい~って言ってるみたい」「ありがとうって言ってるかもね」「なんかさっきより動き始めたね!喜んでる!」「あ!葉っぱも食べ始めたよ」「アゲハは金柑の葉っぱをたべるんですよ」「かわいいね」と子どもさん同士の会話も弾みます。翌日からは、保育者が伝えなくても、子どもさんたちだけで、お掃除もできるようになりました!昨日の私にそっくりなお友達も登場し、「ペーパータオルをもってきて」「ちょっと~!えさはどこ?」とみんなをまとめる小さな先生役のお友達も見つけました(#^.^#)
虫かごもきれいになったけれど、虫の生長とともに子どもさん達の優しさや成長を見守るたびに私たちの心もあたたかく和やかになります。!(^^)!いつもありがとうございます。
鶴原