2017/8/1
お泊り保育だより~菅生山~
7月25日(火)、26日(水)年長さんたちは久万高原町にお泊り保育に行って来ました!
ドキドキ♪ワクワク♪お家の方と離れてのお泊りは初めてのお友達がほとんどで、「こんにちは!!」と元気よくバスに乗ったものの表情がちょっぴり硬かったり、笑顔が引きつっていたり・・・そんなお友達も何人かいましたが(*^_^*)でも大丈夫です!!すぐに「楽しいね!」「面白いね♪」のお顔に変わりますからね(*^_^*)
さあ!バスは一路、久万高原町へ出発です(*^_^*)
その間、国道440号線を通り標高も知りました!
「草履単衣竹杖班 孤村七月聴綿蛮 青々稲長恵原里 淡々雲懸三坂山」 正岡子規
草履に簡単な衣裳で杖突き並んで進み、村の七月はウグイスの声が聞こえる。青々と稲が育っている恵原の里、(恵原は地名) 三坂の山に淡々と雲が懸かっている。
明治14年(1881年)7月31日、正岡子規(満13歳)は荏原を通って旧道から三坂峠を越えて久万町に一泊、翌日岩屋寺の奇勝を尋ねましたが、帰り道で疲れて歩けなくなり、石井辺りから人力車で家まで帰ったそうです。その時の事を詠んだのがこの漢詩です。まさに同じ時期、年長さんたちも子規が見た、感じた風景の中にいたのですね。
まず、ふるさと旅行村前の目的地、菅生山に到着です。
杉や檜の老樹が林立する中、森林浴をしました(*^_^*)巨木の杉を見上げたり、太さ比べをしたり、みんなその大きさと樹の年齢にただただビックリでした!!杉は樹齢800~1,000年、檜は樹齢400~500年だそうですよ。
種田山頭火もここで「お山は霧のしんしん大杉そそり立つ」と詠み、有名な俳人たちが訪れた久万高原町で、みんなも見て、触れて、感じて、たくさんの発見や感動に出会ってほしいと思いました(*^_^*)