2021/9/2
作って楽しい!遊んで学ぼう!!
身近な生活の中で、当たり前に使っているもの、目に見しているものが、意識してみるとその仕組みや働きに驚かされることがあります。
小学校、中学校・高校・・・といろいろな事を学びますが、この幼児期に発見したこと、感じたことはとても印象深く、そこから興味関心を持ち、知りたいと思う探求心が「学び」へとつながっていくんですね。
保育者も子どもさんたちに答えを教えるのではなく、「どうすればいいかな?」「どうなってるんだろう?」「どうしてかな?」と一緒に考え、「やってみよう!」「上手くいかないな・・次どうしたらいいのかな?」と調べてみよう、答えは一つではない、ことに気付けるよう援助しています。そこから「できた!」「わかった!!」「なるほど!」という喜びや満足・達成感を味わい共有しています。
今回は「スライム」を作りましたよ(#^^#)私も幼少期に何度も作っては、その感触や驚きに感動したことを思い出しながら一緒に作りました!
材料や使う道具を揃え、分量を量ることから始まりますが、もちろん自分達で用意します!年長さんはスライム作りに欠かせない容器も自分達で作りましたよ!中にはこぼれないように「蓋」もいるね!と蓋を考えて作ったお友達もいました!これも大切な気付き、工夫です。
準備ができたらいよいよ材料を混ぜていきます。計量カップで分量通りになるように量って・・。「ストップ!!」と子どもさん同士でメモリを読み合い「ん?もう少しよ!」「違う違う!こっちのメモリを読んで入れるんだよ!」と教え合う姿も見られました。
水のり、絵の具、洗濯用洗剤を順番に入れて、混ぜると・・・!!!!
「わぁ~~」「固まってきた!」「素早く混ぜるんよ!」とあちこちから経験と発見のつぶやきが!
年少さんもお兄さん・お姉さんの様子を真似しながらやっていきます。「できた?」とお兄さんが様子を見に来ては上手に作るコツを教えてくれていました(#^^#)
異年齢児だからこその学びですね。嬉しかったです。
ビヨーンと延びることやプニュプニュ・冷たい・どろどろと様々な気付きや感触を味わっていました!(^^)!
中には分量通りにしたけど固まらない・・というハプニングも。しかしこの失敗が「どうしてかなぁ・・・?」と原因を考えるきっかけになり、「混ぜ方が足りないからじゃない?」「入れる順番が違っとったんかもしれん。」と答えにつながるヒントになるんだと思います。
みんなスライムを手に大喜びでしたよ!!
子どもさんたちの「やってみよう!」「やってみたい!」という気持ちを大切にしたいと改めて感じる瞬間でした!
ちゅうりっぷホーム 宇都宮